10月4日~6日(本編)・8日(番外編)優しさのバトン「アートと帽子の森」チャリティーイベントは、皆さまのご協力、ご支援をいただき、とても良い雰囲気の中、開催完了となりました。ご来場のみなさま、誠にありがとうございました。
出展者の皆さまより募金用にお預かりしたイベント売り上げの一部の46480円と、別途チャリティー短冊販売、その他寄付金は、発案当初は「石川県への支援募金」を予定しておりましたが、日々状況の変わる被災地の様子を拝見しながら検討した結果、飲料水等、宅急便が届かない地区にも細やか、かつ迅速な支援をされている団体にお役立ていただけいただきたいと思い、登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人ピークエイドに10月25日に『125,030円』を能登支援として募金させていただきました。
下記、長文になりますが、よろしかったら、イベント当日の会場の模様と一緒に、お目通しいただけましたら幸いです。
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今回の展示販売は、以前帽子教室講師会メンバーが予定していた機会を譲り受けてのご縁という流れがあり「何かに役立ち、循環があることを」と考え、私自身も初めての試みになりますが、能登の皆さまへ少しでも心寄り添えたらという想いで、帽子だけでなく他の分野の方にもお声かけし、賛同いただいた皆様と一緒に売り上げの一部を被災地支援金にする「チャリティーイベント」として企画がスタートしました。
※ご出展の皆さまの作品詳細はこちらから、ご覧になれます。主旨に賛同して協賛・出展者の皆さま、バックヤードでお手伝いしてくださった方々に、心より御礼申し上げます。
『チャリティー・支援・募金』という言葉を、少し身構えてしまう特別な感覚ではなく、楽しく、ささやかでも(むしろ、優しい川のせせらぎのように、ささやかだから日常に溶けこみ自然に流れているような事として)「できることを、できる形で、一度きりでなく・・・」そんな流れを創ってゆきたいと思いもあり、帽子教室関係者の方や、知人にお声掛けさせていただきました。
アートや、個性豊かな帽子たち、楽しい手作り品のお買い物や、ワークショップ等のワクワクも体験していていただきながら、復興へ心を寄せた短冊を書いたり、クリスタルボウルの美しい響きに心を重ねて共に祈るひと時を分かち合ったりという温かで幸せな時間の中から生まれた収益の一部を、「優しさのバトン」として、チャリティー募金という形でお届けするという主旨にて、皆さまの心温まる沢山の作品で会場が埋まりました。
初日、アーティスト後藤さんは「光と音と祈り」~意識世界への旅~をテーマに、約30分のクリスタルボウル演奏時に、5作品もの作品を同時に描いてくださるという、前代未聞のライブペインティングを実現してくださりました。
3部構成の演奏は、カラダの細胞が原初からはるか遠い意識の世界を旅するようでした。その移り変わる響きと共に、後藤さんの手から、無から有が立ちち現れ、描かれてゆくライブペインティングを拝見しているうちに、会場が一体になってその経験を分かち合っているような、素晴らしい時間と空間を体験させていただきました。
初対面にも関わらず、特別協力でのクリスタルボウルの演奏をお引き受けくださったサウンドバス奏者のemmaさんhttps://www.instagram.com/sound_wholeness/、そして、長野県の諏訪から素晴らしい作品を飾り切れない程沢山お持ちくださり、イベント会場に合わせて最高の展示をしてくだった、アーティストの後藤さんhttps://www.instagram.com/gotou444/に、心より感謝を申し上げます。
イベントを終えた今、開催を決めた当初には思いもよらなかったような出会いが繋がり、新たなアイディアも生まれ、皆さまのご協力により、私自身、本当に心に残るイベントに発起人として携わらせて頂けましたことが本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
当日、ご来場の皆さまにお書き頂いたチャリティー短冊は、タイミングを見て、何らかの形で現地にお届けしたい想いがありますが、復興作業ボランティア以外の受け入れはまだ難しい状況とお察しし、被災地の皆さまのライフラインが1日も早く整う事をお祈りしつつ、タイミングを見ての訪問を検討しています。
賛同、出展してくださった方、ご来場してくださった方、来れないけれども遠方から応援してくださった方など、全てのご縁を頂いた方に、心より感謝申し上げます。イベントは終了しましたが、これから先も日々の中で、微力ながら、できる時に、できる事の小さな1歩を、引き続き、行ってゆきたいと思います。
優しさのバトン~「アートと帽子の森」チャリティーイベントご報告を最後までお読みいただき、ありがとうございました。 2024年10月吉日 須田京子
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